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2006年4月 9日 (日)

創作和食 「おさだ」

店名:おさだ
カテゴリー:創作和食

住所:京都市北区紫野西御所田町23
電話:075-493-2215

営業時間:12:00~14:00  17:30~23:00
定休日:火曜日
HP:

……………………………………………………………………………………………

今日の晩御飯はおさだでした。
京都は北大路通りの北側に町屋が3軒並んでいます。
その真中にあります。左は豆屋、右はパスタ屋です。
このお店は大昔の「あまから手帖」より探し出しました。
昔は色々と雑誌などにも掲載されたそうですが現在は載せてないそうです。
お客さんは地場の常連さんがほとんどだそうです。(オーナー談)
大阪から「あまから手帖」を頼りに来た旨を伝えると喜んでもらえました。

 

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これがお店の入口です。
暖簾がいい感じですね。
紫色にシンプルに おさだ と白抜きで書かれています。
屋根上には木彫りで おさだ と。
そして、きりん生ビールの達人の店のプレートが掛かっています。


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左の豆屋の辺りから おさだ と隣のパスタ屋を撮っています。
写真の右手が地下鉄ま北大路駅の方です。
地下鉄までは歩いて10分程度です。

 


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店前のメニューボードです。
色々とありそうですね。
これだけあると迷ってしまいます。
さて、どれにしましょうか。

 

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店前の本日のおまかせメニューです。
おまかせは1週間で内容が変わるそうです。
地元の人が多いので毎週来てもらっても大丈夫なようにそうしているんでしょうね。


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色々と考えておまかせコースにしました。
この方が色んな料理が楽しめると思ったので。
まず最初は突き出しです。
400円加算の分です。

 

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コースの最初の1品目の白魚の吸い物です。
割烹で修業を積んだ経験が生かされた上品なお味でした。
これを食べて、胃が活動してきました。
さあ、次の料理が楽しみです。

 

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コースの2品目の三種盛です。
鯛、はまち、トロ、うに(寿司)です。
きゅうり、ニンジンなどで彩りを添えています。
見た目でも楽しませくれています。
刺身はいいネタを使っていました。
とっても美味しかったです。
この料理には力を入れているかなと思いました。
ビールがグイグイと進みます。

 

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コースの3品目の天鯛と春野菜の炊き合せです。
これも、薄味で丁度良い味加減で上品に仕上がっていました。
刺身で鯛はいいネタを使っているのが分かっていましたが、炊いても美味しく頂けました。
野菜達も美味しく炊き上がっていました。

 

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少しアップにして撮りました。
和食好きの私にとっては嬉しい1品でした。
こういう料理を食べるとホッとしますよね。
これこそ、料理人の腕の見せ所ってやつでしょうね。

 

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コースの4品目の鰆(さわら)のつけ焼きです。
彩り鮮やかな一品です。
目で楽しみ、香ばしい匂いで楽しみ、そして味で楽しむことが出来た一品です。
鰆の旨みがビシーッと出ていました。
この料理あたりからビールを止めて冷酒にチェンジしました。
この料理が冷酒と相性ピッタリだったんですよね。

 

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これが冷酒の黒龍です。
このお酒は国龍酒造株式会社で作られており非常に美味しいお酒です。
福井県が誇る名酒だと思います。
上品な和食や十割そばを食べるときにいい感じかなと思います。
美味しいので ついつい 飲みすぎてしまいます。
大好きなお酒の1つです。

 

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コースの5品目のかんぱち竜田揚です。
お魚料理が続きます。
魚系は美味しいです。
魚好きにはたまりませんよ。
この料理でも冷酒がクイクイってすすみました。

 

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コースの6品目ののびるの肉味噌がけです。
止めの一品です。
この料理の次が ごはん になります。
この料理でお酒を上手に飲んでしまわないとって感じですかね。

 

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コースの7品目のおこげのあんかけです。
この おこげ が香ばしくっていい感じでした。
ダシに付けないでパリパリと食べるのも良し、たっぷりダシに浸してリゾット風に食べるのも良しの料理でした。
出来たては湯気がたくさん上がって熱々でふうふう言いながら美味しく食べれます。
写真を撮るために少し冷ましてから撮りました。

 

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コースの8品目の桜のプランマンジェです。
最後の1品のデザートです。
桜の季節なのでこのデザートですよね。
和食て本当にいいですよね。
この料理で凄い季節感を感じて食べることができました。
当然、ペロっパクって食べちゃいました。

 

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メニューです。
って言っても今回はコースの考え方なんですけどね。

季節の食材を使った全八品
板前の心、力、技、の料理を是非お試し下さい。

この部分を声を出して読んじゃったんですよね。
試してみるべきか否か.....
ってふっと前を見ると......

 

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この調理場の板長さんと目と目が合ったんですよね。
聞かれちゃったかな...

で、色々と話をして、よし、この板長さんの心、力、技、に掛けてみようってことでコースにしました。
結果は大正解でした。

この8品で今、見てもらった内容で3,500円ですよ。
安かろう不味かろうじゃあ無いんですよね。
ちょっと感動しました。
この日もお店には、じゃんじゃん予約の電話が掛かっていましたし、カウンターも1.5回転する程の大繁盛でした。
お店は調理場と対面形式のカウンターと2階席があります。
少人数で行ってカウンターで板前さんと話しをしたり調理を見るのも楽しいものです。
料理に対する意気込みを感じることができます。

 

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カウンターから撮った調理場の雰囲気です。
右から板長さん、オーナー、板前さんです。
もう1人一番若い板前さんがいたのですが写真撮影のときにはいませんでした。

写真撮影にも気軽に応じてもらいネット掲載も快く快諾してもらいました。
私は3,500円でこの料理ができるのが驚嘆しましたと話ました。
違うお店では2倍、3倍以上取っているところもあるとか。
オーナは料理に対する思い入れとかお客さんを大切にする気持ちとかを聞かせてくれました。
京都で同じように頑張っているお店のことや有名和食・割烹の話とか色々なお話をさせてもらいました。

そうそう、音楽はなんとジャズがセンスよく鳴り響いているんですよ。
お洒落でしょ。
ふと気がつけば3時間はお邪魔していた感じでした。
こちらの料理の食べるスピードに合わせて調理してもらっていたみたいです。(流石)
楽しい時間はアッと言う間に過ぎますね。
料理も良かったし、雰囲気も良かったし、板場さんも良かったし、の良い良い尽くめでした。

近くにお店があれば本当に常連になって通っているお店だと思います。
遠いのがネックなのですが、時間を作ってまた行かないと。
コース以外のも食べたいし、隠れ料理(裏メニュ)も見てしまったし
あれは是非とも食べたいですね。
数日前に予約してから行かないと。

オーナー及び板場の皆さんへ(このブログを見てたら)
帰りに店前までのお見送りありがとうございました。
駅への行き方とか時間を教えて頂いて助かりました。
また、行かせて頂きますので宜しくお願い致します。

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コメント

このお店は ちゃんと「季節」のものを ふんだんに使って 
最高にいいですね。

桜や 春の野菜をふんだんに使ってありますね。~♪

プレさまが、3時間もいたというのは 居心地が良かったのでしょうね。
以前も フランス料理や中華料理のお店で
何時間も 長居されていた事がありましたよね。
お店の雰囲気も お味も それに伴うお値段も
全てが 良かったのでしょうね。

季節の おまかせお料理は 是非 食験したいです。(^^)

投稿: Mari. | 2006年4月14日 (金) 13時04分

Mari.さん。

はい。
季節感がある店ですよね~。

このお店はいいですよ~。
チャンスがあれば是非とも。


投稿: プレグル | 2006年4月17日 (月) 02時23分

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