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2008年6月18日 (水)

イタリア料理 「La Lucciola(ラ・ルッチョラ)」

店名:La Lucciola(ラ・ルッチョラ)
カテゴリー:イタリア料理

住所:大阪市福島区福島6-9-17 レジオン福島1階
電話:06-6458-0199

営業時間:12:00~14:00 18:00~24:00
定休日:火曜日

HP:http://la-lucciola.hp.infoseek.co.jp/


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今日はLa Lucciola(ラ・ルッチョラ)に行ってきました。
色々な雑誌などに出ていて行ってみようって気になったお店です。
予約しないと入れないかもと思って電話してみると満席とのこと。
でも、電話の対応が少し変だな~って。
その日は諦めて、別の日に再度電話をしてみると「どうぞ」って言っただけで切りそうに...
え~、名前は聞かないのか??、人数はいいの??、電話番号は??
と、前と同じく変な対応をされてしまいました。
でも、本には美味しいって書いてあるし、突入してみるか~ってことで行ってきました。

 

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お店の概観です。
白を基調とした概観になっています。

 

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反対側から撮りました。
福島駅から歩いてくると、この風景になると思います。

 

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壁には店名がライトに照らされていい感じになってます。

 

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そして、店前に置いてある店名ボードです。

 

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本日のワインです。
日本語で書くと、
バーローネ ディ ヴィラグランデ エトナ・ロッソ4,200円です。

 

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赤ワインですね。
BARONE DI VILLAGRANDE(バーローネ ディ ヴィラグランデ)とはシチリア州エトナ火山の麓のミロの町にあります。
農園は海抜550mの高さにあります。
大昔にニコロシ家がワイナリーを構えてカール皇帝5世より爵位を与えられました。
エトナとはヨーロッパにあるシチリア島にあるヨーロッパ最大の活火山です。
このエトナ山の火口を北から時計周りに180度回ったエリアがエトナと言います。
なんと、火山の上で葡萄を栽培しているんですよ。
豊富なミネラル分と日中の温度差が激しい気候で香りが高く深い味わいのワインが出来ます。

 

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カツオのタルタルとクロスティーニ1,500円です。
パンが4つあります。
クロスティーニは薄切りパンに具材を乗せたカナッペのことです。
写真の一番左のような感じで食べます。

 

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つまり、こんな感じで食べます。
カツオにオリーブ油、バルサミコ酢やニンニクの風味がマッチして香りもよく美味しくいただけました。

 

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アワビとトロフィエのバジリコ風味1,800円です。

 

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トロフィエとはリグーリア州名物のねじり手打ち麺のことです。
日本語では「かんなくず」って言うんでしょうか。
粉とお湯だけで卵を一切使わないで作る手打ちのショートパスタです。
この食感がコシがあって噛みごたえが最高です。
アワビと麺を一緒に食べると、このコンビネーションがなんとも言えず至福のひと時を過ごせます。

 

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パンです。
このパンでパスタのソースも綺麗に完食とあいなりました。

 

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マナガツオのオーブン焼アサリのソース3,000円です。

 

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マナガツオとは、鰹とは無縁の魚です。
鰹と比べても負けないくらい美味しいのでマナガツオと命名されたそうです。
漢字で書くと「真魚鰹」と書きます。
つまり、この魚こそ真の鰹なりってことですかね。
和歌山や瀬戸内海から西、東シナ海あたりに生息しています。
西日本から九州地方を中心に市場にでまわっている魚です。

 

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このマナガツオを使った料理です。
美味しくないはずがありません。
海の幸をふんだんに使ったソースと、あさりで、さらに美味度アップでした。

 

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和牛いちぼ肉タリアータ3,000円です。

 

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いちぼとは牛1頭から4~5Kgほどしか取れない貴重で上質な部位のことです。
もも肉で霜降りの入った柔らかい部分となります。
焼肉屋さんでも「今日は入荷していません。」とか「売り切れました。」とかで中々口にすることが出来ない商品です。

 

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その中々口にすることが出来ないお肉をふんだんに使用しての料理です。
これで3,000円とは安すぎます。
この料理は5,000円の価値がありましたね。
肉を安く仕入れるルートが確立されているんでしょうね。

 

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1口食べると肉のジューシーな味と感触が噛んでも、噛んでも、続きます。
ず~っと噛んでいたい感覚に襲われてしまいます。
最後まで肉の旨みを感じることが出来る最高品でした。

 

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パンナコッタといちご600円です。

 

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イチゴの匂いが満腹になったお腹にまたもや訴えてきます。
美味しいよ~、食べてよ~って。
勿論、完食とありなりました。

 

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メニューです。

 

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ワインリストです。

 

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店内の雰囲気です。
テーブル席からカウンターを撮りました。
カウンターは8席となってます。
カウンターの奥は厨房となっています。

  

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少し右手に振りました。
壁にはメニューボードがあります。
その奥はトイレとなってます。

 

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入口方面のテーブル席です。
この席は外から無防備丸見えの席となります。
椅子の下には荷物入れカゴがあります。
ご注意下さい。
テーブル席は2つで8席となっています。

 

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こんなのもありました。
お洒落ですね。


あ~っ、とっても美味しかったです。
本に書いてあった通り料理はとっても美味しかったです。
中々の物でした。
でも、もう行かないでしょう。

なぜって。

サービスがでたらめだからです。
でも、悲しいかな、提供者はでたらめなことに気づいていないことです。
料理店は「味」「内装」「サービス」「コスト」の4つが揃ってないと駄目だと思ってます。
その中の1つでも欠けては駄目です。
味が悪いのは対象外です。
味が合格点なら次はサービスです。
このサービスが出来てないお店が多いんですよね。
ここで、繁盛店になるか閉店に追い込まれるかの分岐点だと思います。

このお店はそのサービスがでたらめなんです。
お客をもてなしているって感覚がゼロですね。
予約の電話のときから、そのあたりが嗅ぎ取れましたが、訪問してむちゃくちゃなのが分かりました。

他の人のブログに、これだけの料理が作れるのだからシェフが可哀想だってのがありましたが、このシェフもサービスと言う点ではでたらめだと思います。
常連客または知り合いと一見さんとの対応に違いがありすぎですね。
常連客または知り合いには外までお見送りしてニコニコして直角になるぐらいのお辞儀をしてのお見送り。
他の人には厨房の中からぺこりだけ。
差をつけすぎですね。
他のお客さんが居て料理中ならいざしらず、手隙の時間でもこの対応です。
ホールの人の対応が不味いから可哀想ってのではなく、オーナーシェフがこの対応ですからお店全体が×なんです。
これではお客は増えませんね。
味、サービス共に最高の満足を与えてくれてコストも庶民に優しいイタリアンはまだまだありますからね。 

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