そば屋 「ふる里」
店名:ふる里
カテゴリー:そば屋
住所:福井県南条郡南越前町今庄83-3-1
電話:0778-45-0805
営業時間:10:45~19:30 (12月~3月は11:00~19:00)
定休日:木曜日 第2、第4金曜日
HP:
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今日はふる里に行ってきました。
福井のそば食べ歩きシリーズですね。
今回はふる里に行ってきました。
JR今庄駅から徒歩10分前後のところにお店はあります。
今庄と言うと今庄365スキー場とか今庄365温泉が有名ですよね。
ここの温泉は好きでちょくちょく行ってます。
後、今庄と言えばJR福井駅構内にある立ち食いそば屋さんの名前が今庄そばって言うんですよね。
ここと何か関係あるのかな?
JR今庄駅から歩いてくると、こんな感じでお店が見えてきます。
2階が住居なのかな?
壁には、今庄名物 手打そばって大きく書かれています。
お店の入口です。
いい感じですよね。
落ち着いた趣があります。
北国街道と書かれた暖簾も味わいがあります。
越前焼の器に美味しそうな蕎麦が盛られています。
越前焼きとは日本六古窯の1つに数えられています。
特徴は鉄分を多く含んでいますので写真のように茶褐色に焼きあがります。
趣のある器ですね。
蕎麦は福井産の玄そばを使った二八蕎麦です。
玄そばとは、収穫したそばの実で、まだ黒っぽい殻をかぶったままのそばの実のことです。玄とは元々「黒い色」と言う意味でした。
玄そばの殻を取った状態を「ぬき実」とか「そばの実」とか「丸抜き」と言います。
さて、ふる里さんですが先代が亡くなり、現在は娘さんが跡を継いでます。
お蕎麦は香りもよく喉越しもよく美味しく頂けました。
大根はさほど辛くなく食べやすかったですよ。
そばだけを撮りました。
上に山芋が乗っています。
そして、ネギとわさびも。
やまかけとろろと出汁をかき混ぜます。
すると写真のような感じになります。
そばに山芋が程よく絡まって、山芋の旨みとそばの旨みが口いっぱいに広がります。
そして、そばを食べながらとろろ出汁を飲みます。
美味しい~、至福のひと時です。
当然、完汁してしまいました。
まだまだ、食べれそうだったので、もう1杯注文しょうと思いましたが何と売り切れでした。
注文して待っている間に1人が入店されたのですが、この人の分で完売となったようです。
残念でした。
店内の風景です。
ちょっと変わっていますよね。
田舎風って感じなんでしょうか?
違和感の原因は壁一面の提灯のせいだと思うんですけど。
ん~、これは微妙ですね。
調べてみると、この提灯実は先代が集めた物だったんですよ。
先代は写真家で日本全国を飛び回っていたそうです。
そのときに買い集めたのがこの提灯だったと言う訳です。
なるほど、そう言うことだったんですね。
そばは50代半ばから始めたそうです。
それもすごいですね。
このお店、福井出身の宇野重吉さんが贔屓にしていたお店であったことも付け加えておきます。
息子はあのルビーの指輪で一躍有名になった寺尾聰(あきら)さんです。
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