ラーメン屋 「五大力(東豊中本店)」
店名:五大力(東豊中本店)
カテゴリー:ラーメン屋
住所:大阪府豊中市東豊中町5-30-25-105
電話:06-6857-5559
営業時間:11:00~1500 17:00~24:00
定休日:月曜日
HP:http://www.godairiki.com/
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今日は五大力(東豊中本店)に行ってきました。
ここの売りはフレンチとイタリアンの修行を積んだシェフが、こだわって美味しいラーメンを生み出していると言う評判を聞きつけたからです。
さて、そこまで言うお味はどんな感じなんだろうと興味津々で行って来ました。
麺家 五大力(ごだいりき)って。
最近の流行ですよね。
「麺」に「家」って最初に付けるお店が増えました。
「麺」に「屋」では無いんです。
店名の「五大力」にも思い入れがあるようです。
江戸時代のお話ですが、女性が手紙を出すときに相手に間違いなくこの手紙が届きますようにという願いを込めて、手紙の封じ目の所に五大力と書いていたそうです。
現代風で言えば、「親展」と言う感じでしょうか。
で、ここの店主さんは作り手の気持ちがお客様にちゃんと伝わりますようにと言うことで命名されたそうです。
お店の概観です。
色々なPOPが所狭しと張られています。
ちょっと統一感が無い感じが見受けられます。
お店の顔なのに。
ここが入口のドアです。
近所に駐車場があるようです。
私は分からなかったので近くの100円パーキングに止めました。
まあ、店内は一杯だったし待客も沢山いたので空いてなかったと思いますが。
さて、入店しましょうか。
最初の1品です。
実は本日のお目当て料理です。
冷たいらーめん2009 ジュノベーゼ830円です。
右の緑色の麺がジュノベーゼです。
その上に乗っているのが蒸し鶏です。
そして、右手が自家製のコンソメスープを冷やして作ったジュレ(ゼリー)です。
赤玉葱のスライス、ミニトマト、サラダほうれん草などが添えられています。
ジュノベーゼとはイタリアのリグリア州のジェノバ県生まれのソースです。
バジルベーストに松の実、チーズ、オリーブオイルなどを加えたものです。
これがそのジュノベーゼの麺です。
麺と言うよりはジェノベーゼパスタですね。
まずは、そのまま食べてみます。
配合をどうしているのかは分かりませんが薄味イタリアン風パスタって感じでしょうか。
つけ汁は色を見てもらうと想像できるかも知れませんがパンプキンソースです。
隠し味としてジャガイモ、ミルク、後、隠し調味料を少々加えていますね。
では、写真のようにつけて食べてみます。
ん~、発想は良いのかも知れませんが、わおっ、これは美味しいって感じではないです。
こういう発想での調理方法もあるかなって思ってしまいました。
食べ方とすると
1.ジュノベーゼをそのまま食べる。
2.ジュノベーゼをパンプキンスープにつけて食べる。
3.ジュレをそのまま食べる。
4.ジュレをパンプキンスープにつけて食べる。
5.ジュノベーゼとジュレを合わせて食べる。
6.ジュノベーゼとジュレを合わせてパンプキンスープにつけて食べる。
7.ジュノベーゼとジュレと蒸し鶏を合わせて食べる。
8.ジュノベーゼとジュレと蒸し鶏を合わせてパンプキンスープにつけて食べる。
色々と試してみました。
写真はジュノベーゼとジュレをどんぶりの中で合えた感じです。
ジュノベーゼだけだと頼りない、ジュレだけでは味が濃いすぎます。
8が味的には面白いのですが。
この料理が是非とも食べたいかと言われれば否なんですよね。
イタリアンでもない、フレンチでもない、ラーメンでもない.....
私にとって、いったいこの料理は何って感じです。
美味しいパスタ料理が食べたければイタリア料理のお店に行くし、美味しいラーメンが食べたければラーメン屋さんに行くし、美味しいつけ麺が食べたければつけ麺屋さんに行くし。
ん~、微妙だな~。
冷たいらーめん アラビアータ880円です。
POPを見ていると、そのまま醤油ラーメンとして食べて下さいってありました。
では、まず、そのまま食べてみます。
お味の方は.....
本当に....なお味です。
これをラーメンと思って食べてはいけないと感じてしまいました。
あえて言うならば冷鮮野菜が入ったスープパスタですね。
微妙な味加減だと思います。
これがアラビアータソースです。
これにつけてつけ麺として食べて下さいって言うのが2番目の食べ方ですね。
アラビアータとはイタリア料理で唐辛子を利かせたトマトソースのことです。
次に、これにつけて食べてみます。
ん~っ、そうきたか~って感じです。
発想は良いかも知れませんが、私にとっては今一歩って感じでした。
つけ麺的に食べると言うよりは、ラーメン的にスープがアラビアータソース方がもっとパンチがあって美味しいと思うんですけどね。
どうなんでしょうか。
2回目の注文は無い料理でした。
熟玉ラーメン(醤油)730円です。
心を込めて作り上げたコンソメスープのラーメンだそうです。
売りはコンソメスープと言うところでしょうか。
厳選された数種類の肉と野菜で7時間かけてじっくりと煮込んでいるそうです。
麺は国内最高級の小麦粉とデュラム・セモリナ(イタリア産硬質荒挽小麦)をブレンドして赤穂の天然塩を使用して、丹念に練り上げ、じっくり熟成させて作られているそうです。
食べてみました。
能書きはスゴイです。
スープにしろ麺にしろ手間隙掛けて作られているんでしょう。
他のブログでも絶賛している人もいます。
でも、私の口には合いませんでした。
完成品としての醤油ラーメンとしてのジャンルで言うと私の中では評価は低いですね。
1つ1つの麺、スープ、チャーシューとしては良いのかも知れませんが、それらの全てが1つの丼の中で合わさって醤油ラーメンと言う料理になったときに満足度が上がりませんでした。
違う食べ物のジャンルとしてと言われれば違うかもしれませんが。
でも、どう見てもラーメンですよね。
餃子280円です。
ごくごく普通の餃子です。
6個で280円は良心的ですよね。
ポン酢、ラー油、辛みそで食べれます。
食べ方は写真の右端にも少し写っていますが辛みそで食べるのが一番美味しかったです。
この辛みそはとっても美味しかったです。
店内は広々としています。
奥から入口方面を撮っています。
左手はカウンター席になっておりその奥が調理場となっています。
右手はテーブル席となっています。
このお店は場所柄なんでしょうね。
休日だったこともあるのですが家族連れが非常に多かったです。
場所柄そうなるんでしょうかね。
お店にとっては子供連れが嬉しいお店と嬉しく無いお店があると思うんですよね。
人気のラーメン店だと家族連れは望まない傾向が強いです。
家族連れの場合は注文量が少ないうえに長時間テーブル席を占領する確立が高いからです。
このお店の場合もその傾向が見受けられました。
ただ、このお店に行列が出来ていたのは、それだけの理由ではありませんでしたが。
カウンターの席が長時間あいているのにも関わらず席に誘導しなかったりなどオペレーションにちょっと問題ありかも。
席に着いてからの料理の提供は早かったです。
このお店、カウンターに座ると、とっても写真が撮りづらいです。
何故なら自分の後ろからピンスポ的に照明があたっているんです。
だから画像が自分の影で暗くなっちゃうんですよね。
写真を撮るだけでなく、実際に食べているときもそう感じました。
折角の美味しそうな料理が食べようと思うと自分の影で暗くなっちゃうんですよね。
もったいないですね。
五大力。
1つ1つの素材、調理方法は力を入れているのは分かるのですが、トータルとしてどうなの?
って言うところに疑問を持ったお店です。
カレーが美味しいと言われているインデアンカレーとうどんが美味しいと言われている山越うどんを1つの丼の中に入れてカレーうどんが美味しいのかってことです。
それぞれの素材、料理は美味しいのですが、その美味しい素材を1つにして×2倍の美味しさ、×3の美味しさになるのかってことなんです。
このへんを色々と考えさせてもらったお店でもありました。
フレンチとイタリアンで力を振るっていたシェフがラーメンと言うジャンルに新風を巻き起こしているお店です。
今後の進化が楽しみなお店です。
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コメント
こんにちは~。
ラーメンがセンセーショナルなことに
なってますね~
コンソメのジュレをつけていただく
冷たいパスタ風、試してみたくなりました~
投稿: みに | 2009年5月14日 (木) 16時33分
> みにさん。
そうなんですよ~。
もう、ここはラーメン屋さんではありませんよ~。
一度は食べてみるのも良いかも知れませんが。
東京にもありそうな感じなんですけどね。
どうなんでしょうね。
投稿: プレグル | 2009年5月15日 (金) 06時28分