団子屋 「新雀本店」
店名:新雀本店
カテゴリー:団子屋
住所:愛知県名古屋市中央区大須2-30-10
電話:052-221-7010
営業時間:14:00~19:30
定休日:水曜日
HP:
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今日は新雀本店に行ってきました。
名古屋の大須に行きたいお店があり、そこで食事をしてから大須の街をぶらぶらしていると団子屋さんを発見しました。
あれっ、このお店に昔来たことある。
食べた事あるぞ~って。
お店の概観です。
商店街の端にお店はあります。
オレンジ色の看板に新雀本店って店名が書いてあります。
店前でみたらし団子を焼いていますね。
この風景は変わってないですね。
あの当時のままです。
でも、あれっ。
ちょっと違っているとこがあるような......
売っている商品はこの2です。(煎餅類は別途ありますので。)
・みたらし団子 1本80円
・きなこ団子 1本80円
私の思い出の商品はみたらし団子なので迷わず「みたらし」をオーダーしましたよ。
左側の2本が私がオーダーしたお団子です。
どうやら手順を見ていると
1.全然焼いていない状態の白いみたらし団子(写真では奥の右側の山)
2.醤油タレを漬けないで焼いている状態のみたらし団子(写真では手前の右側の6本)
3.一度、醤油タレを漬けて8割ぐらい完成して出番をまっている状態のみたらし団子(写真では奥の左側の山)
4.注文があって、醤油タレに漬けて最終の焼をいれている状態のみたらし団子(写真では手前の左側の2本)
1→2→3→4の手順で焼いていくんですね。
注文があるまで3の状態で止めているんですよね。
お客さんの注文があって4の状態で最終の焼を入れて熱々にして提供って感じなんですね。
待ち時間は1分程でしょうか。
熱々で食べてもらいたいのと待ち時間を少なくするためにこうしているんでしょうね。
はい。
焼きあがりましたよ。
5個のお団子で構成されています。
醤油タレは創業してから継ぎ足し継ぎ足しで、年々旨くなっているそうです。
そういう意味ではここでしか食べれないオンリーワンのみたらし団子なんですよね。
昔食べたあの味が出ているんでしょうかね。
食べてみると、ふんわりした団子に香ばしい醤油の香りと味がしていい感じです。
なんだか懐かしい気持ちになりました。
食べていたときに店主さんに
「数年前にここで食べたんですよ。」
「そのときにおばあさんが焼いていました。」
「今もお元気ですか?」って聞きました。
すると.....
もうお亡くなりになっていました。
90過ぎでお亡くなりになりになったそうです。
現在、焼いているのは息子さんだそうです。
あの伝統の味を息子さんがちゃんと守っているんですね。
素晴らしいですよね。
お団子はここで食べてね。
串はここで捨ててね。
おじさんの絵が描いているあるでしょ。
これが現在の息子さんの似顔絵なんですよ。
目元とか似ていますよ。
もう1つありました。
こっちは、おばあちゃんと息子さんの似顔絵ですね。
そうそう、おばあちゃんだ。
懐かしいな~って思っちゃいましたよ。
よく見ると、この似顔絵の横に当時のおばあちゃんの写真もありました。
長い間、美味しいお団子をありがとう。
ご冥福をお祈りしています。
写真に心の中で声を掛けたのは秘密です。
また、大須に行ったらお団子を食べようっと。
これからは息子さんのお団子を。
もう、新しい歴史は始まっているんですよね。
新雀本店さん、長い間続けて欲しいお店です。
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コメント
えー、おばあちゃん亡くなったんですか!
名古屋時代に土日によく大須に遊びに行ったんですが
ちょくちょく買わせてもらってました。
おばあちゃんの前にみんな並んで
購入してたんですが、残念です。
投稿: おやぶん | 2010年1月23日 (土) 08時36分
> おやぶんさん。
そうなんですよ。
息子さんとお話をしましたから。
今は息子さんがちゃんと味を継承していますよ。
また、名古屋に行ったときには立ち寄ってみて下さい。
投稿: プレグル | 2010年1月25日 (月) 04時17分