うどん屋 「七代佐藤養助(秋田店)」
店名:七代佐藤養助(秋田店)
カテゴリー:うどん屋
住所:秋田県秋田市中通2-6-1 西武秋田店 地下1階
電話:018-834-1720
営業時間:11:00~21:00
定休日:年中無休
HP:http://r.gnavi.co.jp/t131101/
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今日は七代佐藤養助(秋田店)に行ってきました。
JR秋田駅近くの西部百貨店の地下食堂街にある稲庭うどんのお店です。
秋田で初めて食べる食事として、このお店をチョイスしました。
秋田といえば、稲庭うどんですもんね。
お店の看板です。
七代 佐藤養助 秋田店って書いていますね。
このお店は、万延元年(1860年)の創業です。
創業から150年近くも営業している歴史と伝統のあるお店です。
佐藤養助の稲庭干饂飩は、親から子へ、子から孫へと伝えられてきたそうです。
秘伝の技法を代々の養助が引き継ぎ、変わらぬ手法で本物の味わいを今に伝えています。
美味しさを造るためには、妥協は一切許していないお店です。
どんな感じなのか楽しみですね。
お店の概観です。
西武の地下にお店があります。
行列が出来るんでしょうね、店前には長椅子が置かれていました。
右手に入口が左手にサンプルが置いてありますね。
サンプルはこんな感じで展示されています。
通常の稲庭うどん以外にも、暖かいうどんもあるようですね。
どの商品も美味しそうです。
お店の暖簾です。
濃紺に白抜きで色々と書いています。
老舗の伝統を感じさせる重々しい暖簾ですね。
お店に着いたのは10時45分ぐらいだったかな。
まだ、お店は開いておらず、しばしのウエイトとなりました。
お店は11時ジャストにオープンしたので速攻で入りましたよ。
今回は二味天せいろ1,550円にしました。
二段にすると2,200円、三段だと2,750円になります。
二味とは、タレが「醤油」と「胡麻味噌」になっているんですよ。
醤油タレのみなら-100円、胡麻味噌タレのみなら-50円の価格設定です。
天ぷらは700円アップとなっています。
「醤油」と「胡麻味噌」の食べ比べがしたかったので二味にしました。
これが七代佐藤養助の稲庭うどんです。
このビジュアルには参ってしまいました。
過去、何回か稲庭うどんを食べていますが、こんなに美しく登場した稲庭うどんは初めてです。
見ているだけで惚れ惚れとします。
このねじり方にも熟練の技があるんでしょうね。
色艶が素晴らしいですよね。
うどんがキラキラと光っていますよ。
これは見ただけで旨いに違いないって感じですよね。
左が「醤油」です。
そして、右が「胡麻味噌」となっています。
薬味です。
これを投入して食べます。
まずは、何もつけずに、そのままで食べてみます。
ん~、いい感じですね。
うどんは本当に美味しいです。
流石って感じですね。
次に、醤油の方から食べてみます。
美味しいですね。
いい感じで食べれます。
次に胡麻味噌味で食べてみます。
ん?、これは合わないなってのが食べた感想です。
2つを比べるなら醤油味の方が断然美味しいですね。
味噌タレは醤油+味噌になっているのではないかと思います。
味噌だけの味じゃなくて醤油の味がするんですよね。
食べていると、うどんの旨みも味噌の旨みも感じないんです。
ちょっとミスマッチですね。
残念でした。
次回は二味は無しですね。
醤油一本で勝負です。
天ぷらです。
茄子、えんどう豆、舞茸、海老が入っていました。
海老自体はプリプリでいい感じだったんですが、天ぷらがいまいちイケてないんですよね。
天ぷらの旨みが感じられませんでした。
茄子は水っぽくて、これまた駄目でした。
茄子自体の美味しさが感じられずです。
えんどう豆は美味しかったです。
舞茸は油っぽくってこれも駄目でした。
天ぷらは700円アップです。
天ぷら系は、まだまだって感じですね。
これで700円アップなら次回は無しですね。
お漬物です。
左がきゅうり、右が「いぶりがっこ」ですね。
秋田県に伝わる、いぶり漬けです。
「いぶりがっこ」という名称は、秋田県湯沢市の漬物製造業者の「雄勝野きむらや」が製造する、「いぶり漬け」の商標なんですよ。
大根などを囲炉裏の上につるして燻製にして、米糠と塩で漬けこんだものです。
燻製にする点を除けば沢庵漬けと同じようなものです。
囲炉裏の煙で燻すので、写真のように表面が黒っぽいくなるのが外見上の特徴です。
店内の風景です。
店内は意外と広かったです。
お一人様は写真に写っているコの字型のカウンター席か、私が座った大きな木のテーブルに座る事になるかと思います。
奥には座敷があります。
落ち着いて食事も出来そうですね。
入口から入ると、このような感じになっています。
正面には大きな壷があり、綺麗な花が飾ってありました。
右手にはお土産品も売っています。
人気の稲庭うどんですから売れるんでしょうね。
奥の壁には沢山のサインが飾ってありました。
色んな人が来ているようですね。
そして、店内には、大きな「こけし」が置いてありました。
これにはちよっとビックリしました。
これは、川連こけしって言うんですよね。
このこけしの特徴はこうなっています。
胴体と頭部が作り付けになっていて、頭部には、大きい前髪、髪に赤い手絡(日本髪で、髷(まげ)の根元にかける飾りの布。)、後頭部にはつん毛を付けたものが多いんです。
胴は前垂模様が有名です。
山水画風の菊の描彩が人気高く、小椋一族の流れをくみ、多数の小さい花を散在させた独特の模様や、縞模様の着物をつけたこけしなどがあります。
伝統こけしの形を守りながら工人の努力がみられる作品も多く見られます。
それにしても大きいですよね。
JR秋田駅から歩いてきて西武の地下食堂街に降りていきます。
右手にエスカレーターがあります。
降りて左手にお店があります。
この日は天気がとっても良かったです。
稲庭うどんを食べた後はチェックインまで市内をちよっと散歩しましょう。
何しろ秋田の街は初めてですもんね。
七代佐藤養助さん。
稲庭うどんのビジュアルは最高でした。
今まで見た中で一番だと思います。
でも、味で言うと大阪で食べた稲庭うどんと同じなんですよね。
うどん自体に大きな差は見つける事は出来ないのかも。
大阪のお店は秋田の有名店の何処かから購入している訳だし。
それを湯がいて〆ているって事ですよね。
ビジュアルはこのお店のぼろ勝ちだと思います。
でも、味は大差はないかと。
違いがあるとすれば醤油タレですね。
タレでいうと佐勘の方が美味しかったですね。
結論から言うと、稲庭うどんに関しては現地で食べなくても良いって感じでしょうか。
関西でも美味しい稲庭うどんは食べれると考えて良さそうですね。
大阪の佐勘の日記はここで。
大阪のふらいぱんの日記はここで。
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